DIY木材、自然素材オーダー家具 古っ木屋 - 東京 青梅市

DIY木材、自然素材オーダー家具 古っ木屋

古っ木屋の由来

「キコリ」の見習いとして森林内で働き始めたとき、刃物のと研ぎ方や昼食に暖を取る焚き火のやり方など、山仕事に関わる全てのことを教えてくれたのが山仕事歴が30年にもなる60歳近い人でした。

 その人たちとの、主な仕事は伐採と出材でした。林道がない森林では、空中ケーブルで出材していました。空中ケーブルを敷設するとき、ケーブルを途中で支える支柱と支柱の距離、ケーブルの張力、それに持ちこたえるアンカーの選木などは、長年の経験が必要です。ときにはケーブルを張るコースを何往復も歩くこともありました百メートルぐらい離れた樹の種類とおおよその太さを言い、ケーブルを張るコースを皆で話し合うことも有りました。

 そんな作業の中、ここ西多摩地区に限ったことではないと思いますが、樹を指示するときに樹種とあわせて「フルッキ」とよく聞きました。樹齢何年以上という定義はなく、相対的に見て周りよりも樹齢の高い木を示すときに使っていました。

 木材を永く使っていただくことを願い、「フルッキ」という言葉に「古っ木」という文字をあてました。

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